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わび
ふりがな文庫
“わび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
侘
40.0%
詫
31.1%
佗
21.6%
謝罪
4.2%
詑
1.5%
謝
1.0%
寂
0.2%
悒
0.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
侘
(逆引き)
旅館もあるし、
洗濯屋
(
せんたくや
)
もあった。町の四辻に写真屋があり、その気象台のような硝子の家屋に、秋の日の青空が
侘
(
わび
)
しげに映っていた。
猫町:散文詩風な小説
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
わび(侘)の例文をもっと
(50作品+)
見る
詫
(逆引き)
ば
詫
(
わび
)
させ其夜の中に事を
濟
(
すま
)
せ叔母も名主方へぞ參りける是は傳吉が
留守中
(
るすちう
)
おはや憑司は
不義
(
ふぎ
)
なしお梅は昌次郎と
密通
(
みつつう
)
に及びて居たるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
わび(詫)の例文をもっと
(50作品+)
見る
佗
(逆引き)
今日まで生きて来て、何も彼も、国とともに喪失してしまつてゐると云ふ感情は、背筋が冷い、この冬の雨のやうな
佗
(
わび
)
しさだつた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
わび(佗)の例文をもっと
(50作品+)
見る
▼ すべて表示
謝罪
(逆引き)
我
(
おれ
)
の思案より先に身体がとっくに動いて居るなぞは頼もしい、なあにお吉心配することはない、十兵衛と御上人様に源太が
謝罪
(
わび
)
をしてな
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
わび(謝罪)の例文をもっと
(17作品)
見る
詑
(逆引き)
で、間に取成してくれい、
詑
(
わび
)
を言うてくれい、とのお
嘱
(
たのみ
)
ぢやけれど、それは僕は
為
(
せ
)
ん。為んのは、間に対してどうも出来んのぢやから。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
わび(詑)の例文をもっと
(6作品)
見る
謝
(逆引き)
梅子が泣いて見あげた眼の訴うるが如く
謝
(
わび
)
るが如かりしを
想起
(
おもいおこ
)
す毎に細川はうっとりと夢見心地になり狂わしきまでに恋しさの
情
(
こころ
)
燃えたつのである。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
わび(謝)の例文をもっと
(4作品)
見る
寂
(逆引き)
……やつれた束ね髪ででもありましょうか、薄暗い
行燈
(
あんどん
)
のもとに筆をとっている、ゆかしい、あわれな、
寂
(
わび
)
しい姿が、何となく、なつかしく目に映る。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
わび(寂)の例文をもっと
(1作品)
見る
悒
(逆引き)
一体、こんな寒々とした少しの温かみのない曇り日の景色というものには、どうしても隠しきれぬほど
悒
(
わび
)
しい感じにとらえられるものであった。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
わび(悒)の例文をもっと
(1作品)
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