“わぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
謝罪50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ家来の無調法を主人がわぶるならば、大地だいじへ両手を突き、重々じゅう/″\恐れ入ったとこうべつちに叩き着けてわびをするこそしかるべきに、なんだ片手に刀の鯉口こいぐちを切っていながら詫をするなどとは侍の法にあるまい
かく打ち謝罪わぶるときしも、幼児は夢を破りて、睡眠のうちに忘れたる、えと寒さとを思い出し、あと泣き出だす声も疲労のために裏涸うらがれたり。
夜行巡査 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)