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『夜行巡査』
ふりがな文庫
『
夜行巡査
(
やこうじゅんさ
)
』
「こう爺さん、おめえどこだ」と職人体の壮佼は、そのかたわらなる車夫の老人に向かいて問い懸けたり。車夫の老人は年紀すでに五十を越えて、六十にも間はあらじと思わる。餓えてや弱々しき声のしかも寒さにおののきつつ、 「どうぞまっぴら御免なすって、向 …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸倶楽部」1895(明治28)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約37分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
合
(
かの
)
己
(
おり
)
謝罪
(
わぶ
)
仕損
(
しぞこな
)
歩行
(
あゆむ
)
悪
(
わろ
)
吾
(
おり
)
立停
(
りゅうてい
)
拉
(
とりひし
)
襲
(
がさね
)
疾
(
とく
)
這般
(
このはん
)
蹶
(
は
)
踞
(
うずく
)
蛇
(
くちなわ
)
併
(
なら
)
頭
(
こうべ
)
盲
(
し
)
退
(
ど
)
堪
(
こた
)
夜深
(
よふ
)
扮装
(
みなり
)
母
(
っか
)
心地
(
ごこち
)
言
(
ことば
)
柱
(
ちゅう
)
香
(
こう
)
秒時
(
セコンド
)
颯
(
さ
)
擦
(
さす
)
提灯
(
ぢょうちん
)
免
(
のが
)
出
(
い
)
闇夜
(
やみ
)
衣
(
き
)
暗夜
(
あんや
)
片眼
(
へんがん
)
退
(
さが
)
股引
(
ももひ
)
抱
(
かか
)
女
(
むすめ
)
襤褸
(
らんる
)
少
(
わか
)
屑
(
いさぎよ
)
歩
(
ほ
)
極
(
きわ
)
覚
(
さ
)
稼人
(
かせぎて
)
騰
(
のぼ
)
首
(
こうべ
)
亀裂
(
きれつ
)
笑
(
え
)
籠
(
こ
)
低
(
た
)
何時
(
なんどき
)
藕糸
(
ぐうし
)
瞰下
(
みお
)
眼
(
まなこ
)
断念
(
あきらめ
)
盗人
(
ぬすっと
)
痘痕
(
とうこん
)
分
(
わか
)
効
(
かい
)
疾
(
はや
)
隙
(
ひま
)
危険
(
けんのん
)
合点
(
がってん
)
同一
(
おんなじ
)
晩
(
おそ
)
普通
(
なみ
)
狼狽
(
うろた
)
父
(
とっ
)
装
(
なり
)
夜半
(
よわ
)
一個
(
ひとり
)
夫婦
(
めおと
)
車
(
ぐるま
)
寂
(
せき
)
憐
(
あわれ
)
跫音
(
きょうおん
)
巡査
(
おまわり
)
庇
(
ひさし
)
弟
(
おとと
)
得
(
う
)
歩
(
あゆ
)
心
(
しん
)
樹立
(
こだ
)
恕
(
じょ
)
解
(
わか
)
視
(
なが
)
苦痛
(
くるしみ
)
肯
(
き
)
蔦
(
つた
)
蓋
(
ふた
)
蒼
(
あお
)
荷
(
にな
)
荒
(
すさ
)
草鞋
(
わらじ
)
繕
(
つくろ
)
縁女
(
えんじょ
)