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痘痕
ふりがな文庫
“痘痕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あばた
75.9%
とうこん
12.1%
いも
5.2%
みつちや
5.2%
アナ
1.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あばた
(逆引き)
と、その声が呼んだかのように、土蔵の口へ現われたのは、顔に醜い薄
痘痕
(
あばた
)
のある、蔵番らしい男であったが、手に
匕首
(
あいくち
)
を握っている。
前記天満焼
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
痘痕(あばた)の例文をもっと
(44作品)
見る
とうこん
(逆引き)
忽
(
たちま
)
ち一種の恐怖に襲われて目を
開
(
あ
)
くと、
痘痕
(
とうこん
)
のまだ新しい、赤く引き
弔
(
つ
)
った鉄の顔が、触れ合うほど近い所にある。五百は覚えず
咽
(
むせ
)
び泣いた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
痘痕(とうこん)の例文をもっと
(7作品)
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いも
(逆引き)
以上の文句の通りに軽々と疱瘡痲疹の大厄を済まして
芥子
(
けし
)
ほどの
痘痕
(
いも
)
さえ残らぬようという縁喜が軽焼の売れた理由で
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
痘痕(いも)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
みつちや
(逆引き)
己らの言ふが
何故
(
なぜ
)
をかしからう、奇麗な嫁さんを貰つて連れて歩くやうに成るのだがなあ、己らは何でも奇麗のが好きだから、
煎餅
(
せんべい
)
やのお福のやうな
痘痕
(
みつちや
)
づらや
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
痘痕(みつちや)の例文をもっと
(3作品)
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アナ
(逆引き)
ひきずりみっちゃは、
痘痕
(
アナ
)
の続いてゐる旁若無人なあばた面を言ふ。
三郷巷談
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
痘痕(アナ)の例文をもっと
(1作品)
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痘
常用漢字
中学
部首:⽧
12画
痕
常用漢字
中学
部首:⽧
11画
“痘痕”で始まる語句
痘痕面
痘痕志士
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薄痘痕
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大痕痘
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フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
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