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大痘痕
ふりがな文庫
“大痘痕”の読み方と例文
読み方
割合
おおあばた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおあばた
(逆引き)
……この
大痘痕
(
おおあばた
)
の
化
(
ばけ
)
ものの顔が一つ天井から
抜出
(
ぬけだ
)
したとなると、
可恐
(
おそろし
)
さのために
一里
(
ひとさと
)
滅びようと言ったありさまなんです。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
道場の前を通って、下男部屋を覗くと、
大痘痕
(
おおあばた
)
の熊吉が、庭の掃除をすませ、
手焙
(
てあぶり
)
を股火鉢にして、これだけは
贅沢
(
ぜいたく
)
らしい煙草を
燻
(
くゆ
)
らせております。
銭形平次捕物控:106 懐ろ鏡
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
兄弟同時にした
疱瘡
(
ほうそう
)
が、兄は軽く、弟は重く、弟は
大痘痕
(
おおあばた
)
になって、あまつさえ右の目がつぶれた。
安井夫人
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
大痘痕(おおあばた)の例文をもっと
(4作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
痘
常用漢字
中学
部首:⽧
12画
痕
常用漢字
中学
部首:⽧
11画
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大
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