“化”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
35.1%
ばけ23.0%
11.6%
8.5%
8.0%
ばか6.3%
くわ2.7%
かは1.2%
1.2%
かわ1.0%
くわし0.5%
バケ0.2%
なっ0.2%
ナイズ0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて大きなつめでひっかくようながするとうと、はじめわれていたものがろしいけもののになって
(新字新仮名) / 楠山正雄(著)
実は、その——貴女にとって不運なおが、僕に詩想を作ってくれました。これがもし春ならば、あの辺は花粉と匂いの海でしょう。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
くして、三日のに重蔵は死んだ。人間の運命は不思議なもので、彼は故郷の土とるべく、偶然にここへ帰って来たのであった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
してにもれず、あらかた農を捨てて本職の煙火師に化けてしまったというのが伝えられているこの郷土沿革なのである。
銀河まつり (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おほよそ女といふ女のおん身の言に從はぬはあらざるべければ、しやうのものなりとも、其數には洩れぬなるべし。ジエンナロ。
そうって、勝平は叮嚀に言葉を切った。老狐そうと思う人間の前で、木の葉を頭からっているような白々しさであった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
我が越後にも化石渓あり、魚沼郡小出羽川といふ水へたるをしが一夜にして石にしたりと友人葵亭翁がかたられき。
それらがひと彼の体や心の具合に結びつくと、それはく憂欝な厭世的なものにつた。雨は何時まででも降りやまない。
島の生きて動くこと、繋ぎ留めた柱の折れたこと、其が岩につて残つたこと、此等は民譚としては、珍らしく神話の形を十分に残して居るものと言へる。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
に籠っていたり、不随意に見えた世界を破って、随意自在の世界に出現する。考えてみればこの急激な変貌のしさがよく分る。受身であった過去は既に破り棄てられた。
東游記に越前国大野領の山中に化石渓あり。何物にても半月あるひは一ヶ月此しおけばかならず石に化す、器物はさらなり紙一にてむすびたるが石にたるを見たりとしるせり。
又宇宙の大活動宇宙の大意思なるものも同樣全く臆測に外ならぬもので概して不可思議的神秘的超自然的物的の力を想像するに過ぎぬ、然るに宇宙は決して左樣なものでない
進化学より見たる哲学 (旧字旧仮名) / 加藤弘之(著)
腐れて毒とたような夜だ。暗い色はとしているだけだ。黒い色には底に力がある。私は暗い夜でない黒い夜だと思った。私は、深い穴を覗くような気がした。たな舌でなめるように風が当る。
抜髪 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それはいいが、一ばん始末のわるいのが、ちょいと形だけアメリカしかかった欧州移民の若い連中だ。きざな服装にてにをはを忘れた英語を操って得とくとしている。
字で書いた漫画 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
出稼人根性ヤメヨ。カツイデ見事帰郷被告タル酷烈自意識ダマスナ。ワレコソ苦悩者刺青カクシタ聖僧。オ辞儀サセタイ校長サン。「編輯長チタイワレマイ努力
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)