“蛾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
85.5%
ひとりむし9.1%
ちょう1.8%
てふちよ0.9%
ひひる0.9%
ひむし0.9%
ヒムシ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砂漠のあちらに、深林がありましたが、しめっぽいく五ごろのこと、そのから、おびただしい発生しました。
北海の波にさらわれた蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
バサリと音して、一握の綿が舞うように、むくむくとくばかり、枕許の棚をほとんどって飛ぶのは、大きな、色の白いで。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
最始の博物学者は蛅蟖の変じてと成りしときは生虫の死せしと思いしならん、他日美翼を翻えし日光に逍遙するはかつて地上に匍匐せし見悪くかりしものなりとは信ずることの難かりしならん。
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
「どうも己は気が変になつたのぢやないか知らん。あのは、あれは己の頭にゐるのだらう」と、ドルフは思つた。
凡眼で静かだと思う石だッて、常に破れかかるか変りかかッているくらいのものだ。その世界の中に死なんという馬鹿馬鹿しい事があるものか。蚕が死ぬ、ナニ死ぬではないになッて生きているよ。
ねじくり博士 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
死刑囚のわが焦燥の如くありあがくとも見ゆるの一つ
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
前にも引き合ひに出たすくなひこなの神なども、常世へ行つたと言ふが、実は、の皮を全剥ぎにして衣とし、蘿摩の船に乗る仲間の矮人の居る国に還住したことをすのであらう。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)