“蛾”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
86.5%
ひとりむし10.1%
てふちよ1.1%
ひひる1.1%
ヒムシ1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蛾”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 動物学 > 昆虫類80.0%
文学 > フランス文学 > 小説 物語5.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
烏瓜の花が大方開き切ってしまう頃になると、どこからともなく、ほとんど一斉に沢山のが飛んで来てこの花をせせって歩く。
烏瓜の花と蛾 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
その証拠には今試みに芝生しばふに足を入れると、そこからは小さな土色のばったやのようなものが群がって飛び出した。
芝刈り (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
あまつさ辿たどむか大良だいらたけ峰裏みねうらは——此方こちらひとりむしほどのくもなきにかゝはらず
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
この行燈で、巣にからんだいろいろの虫は、空蝉うつせみのそのうすもの柳条目しまめに見えた。灯にひとりむしよりも鮮明あざやかである。
茸の舞姫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「どうも己は気が変になつたのぢやないか知らん。あのてふちよは、あれは己の頭にゐるのだらう」と、ドルフは思つた。
蚕が死ぬ、ナニ死ぬではないひひるになッて生きているよ。
ねじくり博士 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
前にも引き合ひに出たすくなひこなの神なども、常世へ行つたと言ふが、実は、ヒムシの皮を全剥ウツハぎにして衣とし、蘿摩カヾミサヤの船に乗る仲間の矮人ヒキウドの居る国に還住したことをすのであらう。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)