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斥
ふりがな文庫
“斥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しりぞ
76.4%
さ
10.6%
サ
9.9%
しり
1.9%
せき
0.6%
そ
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しりぞ
(逆引き)
私はいつになく、この無二の親友の好意を
斥
(
しりぞ
)
けたのだった。いくら五ヶ年の親友だって、こればかりは打ち明けかねるというものだ。
柿色の紙風船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
斥(しりぞ)の例文をもっと
(50作品+)
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さ
(逆引き)
その名を
斥
(
さ
)
さんは憚あれど、同郷人の中に事を好む人ありて、余が屡〻芝居に出入して、女優と交るといふことを、官長の許に報じつ。
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
斥(さ)の例文をもっと
(17作品)
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サ
(逆引き)
みぶと云ふ事は、奈良朝には既に、乳母の出た家を
斥
(
サ
)
すことになつてゐたらしい。其証左には、壬生部を現すのに、乳部と書いてゐる。
貴種誕生と産湯の信仰と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
斥(サ)の例文をもっと
(16作品)
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しり
(逆引き)
宗教及び道徳は彼のシバルリイに欠くべからざる要素なりしに、我が平民のシバルリイは寧ろ当時の道徳組織を
斥
(
しり
)
ぞけ、宗教には
縁
(
ちなみ
)
薄きものにてありし。
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
斥(しり)の例文をもっと
(3作品)
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せき
(逆引き)
邪を
拒
(
ふせ
)
ぎ、淫を
斥
(
せき
)
し、
仮
(
か
)
を棄て、真を求むるは、教の大本なり。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
斥(せき)の例文をもっと
(1作品)
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そ
(逆引き)
引力にしても
斥
(
そ
)
力にしても、相離れた所から作用を及ぼすように見えても、実際は中間に在る媒介物の内に起る作用の結果が、この形で現われるものだという風に考えた。
ファラデーの伝:電気学の泰斗
(新字新仮名)
/
愛知敬一
(著)
斥(そ)の例文をもっと
(1作品)
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斥
常用漢字
中学
部首:⽄
5画
“斥”を含む語句
斥候
擯斥
排斥
斥候隊
指斥
貶斥
弁斥
推斥
攘斥
教頭排斥
斥候櫓
斥候長
斥候頭
斥罵
此斥候
潮斥
“斥”のふりがなが多い著者
中里介山
中島敦
菊池寛
森鴎外
正岡子規
和辻哲郎
北村透谷
谷崎潤一郎
折口信夫
夏目漱石