柿色の紙風船かきいろのかみふうせん
「おや、ここに寝ていた患者さんは?」 と林檎のように血色のいい看護婦が叫んだ。彼女の突っ立っている前には、一つの空ッぽの寝台があった。 「ねえ、あんた。知らない?」 彼女は、手近に居た青ン膨れの看護婦に訊いた。 「あーら、あたし知らないわよ …
作品に特徴的な語句
強情こうじょう ははか しょう さが にくま おろ しょ なつか ぶく 物珍ものめず 半開はんかい とお 探偵でか はず 如何いかが 戸外こがい はた しか 人込ひとご かかわ にわ 入札にゅうさつ 全紙ぜんし 円形えんけい 間髪かんぱつ 鑑識かんしき 医局いきょく ぐち かさ 白紙はくし から へん にぎや つか おさ 誘拐ゆうかい はさ じつ 寝台ベッド ぱだか あや かか いちじる はなや 愛想あいそう 血色けっしょく なみだ よど 深々ふかぶか あふ 潰瘍かいよう 無言むごん 状袋じょうぶくろ 独房どくぼう 玩具おもちゃ 現場げんじょう たま 生命いのち 生地きじ きず 疾患しっかん なお 盲点もうてん 真先まっさき 突飛とっぴ はず ほうき 管轄かんかつ のり ひも 紙幣さつ 素晴すば あみ つづ 罪状ざいじょう 羽根はね 肋骨ろっこつ はら 肛門こうもん 股引ももひき すね 鋪道ほどう くぎ ボタン 鉄兜てつかぶと したが 随分ずいぶん