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状袋
ふりがな文庫
“状袋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じょうぶくろ
70.6%
じやうぶくろ
29.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょうぶくろ
(逆引き)
並
(
なみ
)
の
状袋
(
じょうぶくろ
)
にも入れてなかった。また並の状袋に入れられべき分量でもなかった。半紙で包んで、封じ目を
鄭寧
(
ていねい
)
に
糊
(
のり
)
で
貼
(
は
)
り付けてあった。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それを近所の料理屋の寿美屋の料理番が七十五銭で買い取って、あくる朝すぐに包丁を入れると、その鯔の腹のなかから手紙の
状袋
(
じょうぶくろ
)
が出た。
有喜世新聞の話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
状袋(じょうぶくろ)の例文をもっと
(12作品)
見る
じやうぶくろ
(逆引き)
と
思
(
おも
)
はず……
男
(
をとこ
)
は
驚駭
(
おどろき
)
の
目
(
め
)
を
睜
(
みは
)
つた。……と
其
(
そ
)
の
帶
(
おび
)
に
挾
(
はさ
)
んで、
胸先
(
むなさき
)
に
乳
(
ちゝ
)
をおさへた
美女
(
たをやめ
)
の
蕊
(
しべ
)
かと
見
(
み
)
える……
下〆
(
したじめ
)
のほのめく
中
(
なか
)
に、
状袋
(
じやうぶくろ
)
の
端
(
はし
)
が
見
(
み
)
えた、
手紙
(
てがみ
)
が一
通
(
つう
)
。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
二
枚
(
まい
)
つゞきにしたつて
封書
(
ふうしよ
)
と
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
で三
錢
(
せん
)
だ。たまに三
枚
(
まい
)
續
(
つゞ
)
きにする
事
(
こと
)
もあるが、
状袋
(
じやうぶくろ
)
に
入
(
い
)
れたり、
切手
(
きつて
)
を
張
(
は
)
つたりする
面倒
(
めんだう
)
がないだけでも、一
錢
(
せん
)
五
厘
(
りん
)
の
値打
(
ねうち
)
はあるからな。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
状袋(じやうぶくろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
状
常用漢字
小5
部首:⽝
7画
袋
常用漢字
中学
部首:⾐
11画
“状”で始まる語句
状
状態
状況
状筥
状箱
状師
状貌
状元
状勢
状差
“状袋”のふりがなが多い著者
堺利彦
上司小剣
壺井栄
正岡子規
夏目漱石
泉鏡太郎
有島武郎
泉鏡花
岡本綺堂
夢野久作