“枚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まい75.8%
ばい13.3%
めえ4.7%
ひら3.9%
ペエジ0.8%
0.8%
めい0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大正たいしやうねんの一ぐわつ十五にちまでに全國ぜんこく郵便局いうびんきよく取扱とりあつかつた年賀葉書ねんがはがき總數そうすうは三千四百五十六まん七千八百九十九まいといふ統計とうけいしめされてる。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
張郃はかねて調べておいた間道を縫い、夜の二更から三更にかけて、馬はばいをふくみ、兵は軽装捷駆しょうくして、祁山の側面へ迂回しにかかった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
サア、たんまりお鳥目ちょうもくを投げたり、投げたり! チャリンといいのする小判の一めえや二めえ、降ってきそうな天気だがなア
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
そこに、白鳥はくてう抜羽ぬけはひら白帆しらほふねありとせよ。蝸牛まい/\つぶろつのして、あやつるものありとせよ、青螽あをいなごながるゝごと発動汽艇はつどうきていおよぐとせよ。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
公子 よし、ここに緑の活字が、白い雲のペエジに出た。——箱根を越えて伊豆の海、三島の里の神垣や——さあ、忘れた所は教えてやろう。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と火鉢のそばへづかづかとけば、御餅おかちんを焼くには火が足らないよ、台処の火消壺ひけしつぼから消し炭を持つて来てお前が勝手に焼てお喰べ、わたしは今夜中にこれ一を上げねば成らぬ
わかれ道 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
買いてえと思っても堪忍してやれと云って半分にして置く、それが倹約のもとだ、それを天地に預けて置けば利が附着くッついて来る、其の時は五めいでも十めいでも一に着られるようになるから
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)