トップ
>
大枚
ふりがな文庫
“大枚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たいまい
84.2%
だいまい
15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいまい
(逆引き)
いつだったかも、主人の金を
掏
(
す
)
られたお手代が、橋から飛ぼうとしているのを見て、
大枚
(
たいまい
)
百両をつかましてやったようなお人だ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
ただし願わくはスラリと
大枚
(
たいまい
)
な高慢税を出して
楽
(
たのし
)
みたい。廷珸や正賓のような者に誰しも関係したくは思うまい。
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
大枚(たいまい)の例文をもっと
(16作品)
見る
だいまい
(逆引き)
その中村氏が以前まだ早稲田の学生で居た頃、ある新聞の懸賞小説に当選して、
大枚
(
だいまい
)
三百円かの賞金を貰ふ事になつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
源「殿様は荒い言葉もお掛なすった事もなかったが
大枚
(
だいまい
)
の百両の金が
紛失
(
ふんじつ
)
したので、金ずくだから
御尤
(
ごもっと
)
もの事だ、お隣の宮野邊の御次男様にお頼み申し、お
詫言
(
わびごと
)
を願っていたゞけ」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大枚(だいまい)の例文をもっと
(3作品)
見る
“大枚”の意味
《名詞》
大 枚(たいまい)
高額なお金のこと。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
枚
常用漢字
小6
部首:⽊
8画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫
“大枚”のふりがなが多い著者
邦枝完二
長谷川伸
三上於菟吉
新渡戸稲造
幸田露伴
三遊亭円朝
中里介山
泉鏡太郎
江戸川乱歩
薄田泣菫