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大枚
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だいまい
ふりがな文庫
“
大枚
(
だいまい
)” の例文
その中村氏が以前まだ早稲田の学生で居た頃、ある新聞の懸賞小説に当選して、
大枚
(
だいまい
)
三百円かの賞金を貰ふ事になつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
源「殿様は荒い言葉もお掛なすった事もなかったが
大枚
(
だいまい
)
の百両の金が
紛失
(
ふんじつ
)
したので、金ずくだから
御尤
(
ごもっと
)
もの事だ、お隣の宮野邊の御次男様にお頼み申し、お
詫言
(
わびごと
)
を願っていたゞけ」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その節の
土産
(
みやげ
)
として
大枚
(
だいまい
)
金一円
貰
(
もら
)
ったことがある。そのころ僕の
小遣銭
(
こづかいせん
)
は一週間に二十銭と
定
(
き
)
まっていたからして、一円
紙幣
(
しへい
)
を手にしたことはおそらくそのとき初めてであったろう。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“大枚”の意味
《名詞》
大 枚(たいまい)
高額なお金のこと。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
枚
常用漢字
小6
部首:⽊
8画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫