“土産”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みやげ92.9%
みや5.2%
つと0.6%
どさん0.6%
つど0.3%
づと0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“土産”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.0%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
行く時に男は土産みやげのしるしだと云って、百円札を一枚紙に包んで水引をかけたのに、大きな菓子折を一つ添えて父に渡した。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「ええええ、雪見にでも、何でも好いから、いらっしゃいとも」と云って、いそいそと土産みやげものと車を用意してれた。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「坊やのお乳母うばはどこへ行た、あの山越えて里へ行た。里のお土産みやに何もろた。でんでん太鼓にしょうの笛——」
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「坊ちやん、お父さまに只今をして入らつしやいましな。をばさまからいゝお土産みやをお戴きになつたのをお言ひなさいましよ。」
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
絵本『百千鳥ももちどり』『虫撰むしえらみ』また『汐干しおひ土産つと』等における動植物の写生はその筆致の綿密なること写真機もなほ及ばざるほどなり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
松かさおくる武隈たけくま土産つと 芭蕉
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
日本にはこのシュウカイドウ科の土産どさん植物は一つもなく、ただあるものは外国渡来とらいの種類のみである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「各州、おのおの、特色ある土産どさんの名物菓木かぼく珍味を、何くれとなく献上して、賀を表し候え」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おもきを土産つど
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
殿中の廊下には、たくさんの花桶はなおけが並べてあって、各〻が心まかせに、好みの花を摘んで、けたり、家土産づとに戴いて帰った。
日本名婦伝:太閤夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)