トップ
>
虫撰
ふりがな文庫
“虫撰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むしえらみ
50.0%
むしえらび
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしえらみ
(逆引き)
歌麿は婦女の姿態を描くの
外
(
ほか
)
また花鳥をよくす。絵本『
百千鳥
(
ももちどり
)
』『
虫撰
(
むしえらみ
)
』また『
汐干
(
しおひ
)
の
土産
(
つと
)
』等における動植物の写生はその筆致の綿密なること写真機もなほ及ばざるほどなり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
即
(
すなわち
)
北尾政演
(
きたおまさのぶ
)
が『狂歌五十人一首』の如き、
喜多川歌麿
(
きたがわうたまろ
)
が『絵本
虫撰
(
むしえらみ
)
』、『
百千鳥
(
ももちどり
)
』、『
狂月望
(
きょうげつぼう
)
』、『
銀世界
(
ぎんせかい
)
』、『
江戸爵
(
えどすずめ
)
』の如きまた
北尾政美
(
きたおまさよし
)
が『
江戸名所鑑
(
えどめいしょかがみ
)
』、北尾
重政
(
しげまさ
)
の『絵本
吾妻袂
(
あずまからげ
)
』
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
虫撰(むしえらみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
むしえらび
(逆引き)
私は
喜多川歌麿
(
きたがわうたまろ
)
の描いた『絵本
虫撰
(
むしえらび
)
』を愛して
止
(
や
)
まざる理由は、この浮世絵師が
南宗
(
なんそう
)
の画家も
四条派
(
しじょうは
)
の画家も決して描いた事のない極めて卑俗な
草花
(
そうか
)
と昆虫とを写生しているがためである。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
虫撰(むしえらび)の例文をもっと
(1作品)
見る
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
撰
漢検準1級
部首:⼿
15画
“虫”で始まる語句
虫
虫唾
虫干
虫酸
虫眼鏡
虫蝕
虫螻
虫喰
虫取菫
虫籠