“即”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すなわ37.1%
すなは19.4%
18.6%
すなはち9.1%
すなわち6.9%
そく5.7%
やが1.7%
すな0.3%
たちま0.3%
もし0.3%
(他:2)0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“即”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 日本史 > 日本史14.8%
文学 > 日本文学 > 日本文学6.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
御史の密奏を聞召きこしめして、すなわ宦官かんがんの建文帝に親しくつかえたる者を召して実否を探らしめたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
すなわち欧羅巴全州では既に日没の後で、わずかに北の方の一部分を除いた米国総体と太平洋の大部分に見ることが出来る。
暗黒星 (新字新仮名) / シモン・ニューコム(著)
すなはち現在二人が如何なる人生観を有つてゐるか、それが将来如何に変化してゆくだらうかといふ点まで考へないことである。
すなはち、一錢銅貨いつせんどうくわ五十餘枚ごじふよまいを、ざらりと一側ひとかはならびに、ほそい、あを
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
後堀河天皇が位にかれると、西園寺公経が内大臣になり、ついで太政大臣になり、ややおくれて、嫡男実氏が内大臣になった。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
しからばすなわち燕王の兵を起ししよりついくらいくに至るの事、タメルランこれを知る久し。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
大体長寿者のとこよは、常世の国の意義が絶対の齢すなはち不死の寿命と言ふ意に固定してから岐れたものと見るが正しからう。
こゝに言ふ武家初期と、中期全体、それに末期すなはち江戸のさしかゝりまでは、かうした隠者が文学の本流になつて居るのである。
新声社はすなわちいまの新潮社が前名にて当時は神田錦町かんだにしきちょう区役所の横手にささやかなる店をかまへゐたり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
これすなわち上田先生にして、そのゆうべ先生は英吉利西イギリス風の背広に髭もまた英国風に刈り鼻眼鏡をかけてゐたまひけり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
と、義貞はかえりみて、忠顕との論争もやや後悔されだしてきた。それはそく、准后の廉子やすこへたてをつくことにもなるからだ。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
——つまりさ、君が、日常よろこんだり、怒ったり、考えたり、悲しんだりすることがあるだろう。その最も君にそくしたことを書けって言うんだ。
かの女の朝 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
やがて文太郎は春三郎が手を添へる間も無く突と立上つたと思ふとヒョロ/\とよろめいた。春三郎は急いで後から支へた。
見ざる所を信ずる信をして信たらしむるもの、是れやがて既に幾分か見たる所の或物を根柢とせるが故にあらずや。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)
父の言葉を一々今覚えてりませんが、たゞ一ツしつかりと私の心に留つたことがあります、何かといふと、自分の弱味を知る時はすなはち自分の強くなる時で、人は進歩しようと思ふには一歩/\自修してゆかねばならぬといふことです。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
ことに川開きは、空の火も家々の燈も、船の灯も、バタバタと消えて、たちまちにして如法暗夜にょほうあんやの沈黙がくるからたまらなく嫌だ。
旧聞日本橋:17 牢屋の原 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
孝孺曰く、成王もし存せずんば、何ぞ成王の子を立てたまわざるやと。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
恋愛を更らに向上せしむるの努力はがて恋愛が生命を得、幸福を与ふる衝動となるのである。
恋愛と道徳 (新字旧仮名) / エレン・ケイ(著)
『外国事』にいう、毘呵羅ひから寺に神竜ありて、倉中に往来す、奴米を取る時、竜却後ひっこむ、奴もし長く取れば竜与えず、倉中米尽くれば、奴竜に向い拝すると、倉やがて盈溢みちあふる(『淵鑑類函』四三七)。