“即身”の読み方と例文
読み方割合
そくしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これをとなえただけでも無明の煩悩まよいをとり除いて、さとりを開くことができるのです。「即身そくしん法如ほうにょを証す」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
学問に志して業をおわりたらば、その身そのまま即身そくしん実業の人たるべしとは、余がつねに諸氏に勧告するところにして、毎度の説法、聴くもわずらわしなど思う人もあるべけれども
細大らさず、すべて実際の知見を奨励し、満塾の学生をして即身そくしん実業の人とならしめ、かの養蚕の卵より卵を生ずるに等しく、本塾に卒業したる者がただわずかに学校の教師となるか
慶応義塾学生諸氏に告ぐ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)