“煩悩”のいろいろな読み方と例文
旧字:煩惱
読み方(ふりがな)割合
ぼんのう91.8%
ぼんなう5.7%
うるさ0.8%
まよい0.8%
トラブル0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“煩悩”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 仏教 > 仏教教理・仏教哲学100.0%
哲学 > 仏教 > 経典100.0%
芸術・美術 > 工芸 > 工芸33.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
妻に死なれて、まる三年、異性からすっかり遠ざかっていた彼の煩悩ぼんのうは、暗がりの中で、ますます燃え上るばかりだった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
仔細といってもやっぱりもとは邪婬の煩悩ぼんのうだが、もう二十年も昔になる、ちょうどこんな息の苦しい五月ごろの晩だった。
道成寺(一幕劇) (新字新仮名) / 郡虎彦(著)
が、ひとをんな、あの華繊きやしやな、衣絵きぬゑさんを、詩人しじん煩悩ぼんなうるのである。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
なんぢやの、おら嬢様ぢやうさまおもひかゝつて煩悩ぼんなうきたのぢやの。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「あら煩悩うるさし、いで息の根を止めむず」と藪の中に走入はしりいり、半死半生の婦人をんな引出ひきいだせば、総身そうしん赤くれたるに
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
空に徹した、あの観自在菩薩かんじざいぼさつの世界には捨つべき煩悩まよいもなく、とるべき菩提さとりもありません。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
これをとなえただけでも無明の煩悩まよいをとり除いて、さとりを開くことができるのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
藪を突ついて蛇! 美和子のわずらわしさを突き去ろうとして、思いがけなく、美沢との煩悩トラブルをつつき出した形である。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)