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堪兼
ふりがな文庫
“堪兼”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たまりか
38.5%
たえかね
15.4%
たへか
15.4%
たへかね
7.7%
こらへかね
7.7%
たえか
7.7%
たへがね
7.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまりか
(逆引き)
一時餘
(
いつときあまり
)
經
(
た
)
ちぬれども
出
(
い
)
でよとはのたまはず、はた
出
(
い
)
だし
給
(
たま
)
ふべき
樣子
(
やうす
)
もなし。
彼者
(
かのもの
)
堪兼
(
たまりか
)
ねて、「
最早
(
もはや
)
御出
(
おだ
)
し
下
(
くだ
)
さるべし、
御慈悲
(
ごじひ
)
に
候
(
さふらふ
)
」と
乞
(
こ
)
ひ
奉
(
たてまつ
)
る。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
堪兼(たまりか)の例文をもっと
(5作品)
見る
たえかね
(逆引き)
主人ながら
友達
(
ともだち
)
共思ふ仲よしのかうは
言
(
いつ
)
た物の、言過て病にさわりはせぬかと今更冷汗色をかえての心配顏、
嬉敷
(
うれしい
)
に附我身のかひ
無
(
なさ
)
は
堪兼
(
たえかね
)
て夜着に顏差入て忍なき
うづみ火
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
堪兼(たえかね)の例文をもっと
(2作品)
見る
たへか
(逆引き)
月
(
つき
)
の
影
(
かげ
)
、
日
(
ひ
)
の
影
(
かげ
)
、
燈
(
ともしび
)
の
影
(
かげ
)
、
雪
(
ゆき
)
、
花
(
はな
)
の
朧々
(
おぼろ/\
)
のあかりにも、
見
(
み
)
て
影
(
かげ
)
のない
隙
(
ひま
)
はなし……
影
(
かげ
)
あれば
其
(
そ
)
の
不氣味
(
ぶきみ
)
さ、
可厭
(
いや
)
さ、
可恐
(
おそろ
)
しさ、
可忌
(
いまは
)
しさに
堪兼
(
たへか
)
ねる。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
堪兼(たへか)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
たへかね
(逆引き)
するぞ
而
(
し
)
て藤兵衞が
所持
(
しよぢ
)
の脇差を如何の譯で汝ぢが手に
入
(
いり
)
たるぞサア/\
其譯
(
そのわけ
)
白状すべしと
問詰
(
とひつめ
)
られて彌十は
苦痛
(
くつう
)
に
堪兼
(
たへかね
)
迚
(
とて
)
も免れぬ處と覺悟を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
堪兼(たへかね)の例文をもっと
(1作品)
見る
こらへかね
(逆引き)
大切
(
たいせつ
)
に致せよと
云捨
(
いひすて
)
て奧へ行んと爲るを吉三郎最早
堪兼
(
こらへかね
)
利兵衞が
裾
(
すそ
)
を
捕
(
とら
)
へ何故
然樣
(
さやう
)
の事を申され候や此身になりても
御無心
(
ごむしん
)
に參りしには非ず
貴殿
(
あなた
)
には我が父より
御頼
(
おたの
)
み申せしことを忘れ給ひしやと
詞
(
ことば
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
堪兼(こらへかね)の例文をもっと
(1作品)
見る
たえか
(逆引き)
然るにわたくしの家には、折々下女さえいない時がある。下女がいなければ、隣家へ饋ればよいという人があるかも知れぬが、下女さえさびしさに
堪兼
(
たえか
)
ねて逃去るような家では、近隣とは交際がない。
西瓜
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
堪兼(たえか)の例文をもっと
(1作品)
見る
たへがね
(逆引き)
抱せ
海老
(
ゑび
)
に掛らるゝ事既に十三度に及び
皮肉
(
ひにく
)
も
切破
(
きれやぶ
)
れ
骨
(
ほね
)
も
碎
(
くだく
)
るばかりの
苦痛
(
くつう
)
に
堪兼
(
たへがね
)
是非なく無實の罪に
陷
(
おち
)
し所此度是なる
妻
(
さい
)
節恐れ多くも松平縫殿頭樣へ御
駕籠訴
(
かごそ
)
仕つりしより江戸
表
(
おもて
)
へ召出され
再應
(
さいおう
)
の御
吟味
(
ぎんみ
)
に
預
(
あづか
)
ること有難仕合に私し
風情
(
ふぜい
)
の女房が願を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
堪兼(たへがね)の例文をもっと
(1作品)
見る
堪
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
兼
常用漢字
中学
部首:⼋
10画
“堪”で始まる語句
堪
堪忍
堪能
堪難
堪忍袋
堪弁
堪得
堪念
堪能者
堪否
“堪兼”のふりがなが多い著者
押川春浪
大阪圭吉
作者不詳
泉鏡太郎
三遊亭円朝
泉鏡花
長谷川時雨
永井荷風
野村胡堂