“堪能者”の読み方と例文
読み方割合
たんのうしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例のお神楽師かぐらしにいでたつ一行のうちにも、しかるべき音曲の堪能者たんのうしゃが無いという限りはありますまい。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
愛好者であっても堪能者たんのうしゃであってもいけない。ただ芸術家でなければならない。文化の事業においては、繊巧を事としてはいけない、ただ崇高を事としなければいけない。