“たへか”の漢字の書き方と例文
語句割合
堪兼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
月(つき)の影(かげ)、日(ひ)の影(かげ)、燈(ともしび)の影(かげ)、雪(ゆき)、花(はな)の朧々(おぼろ/\)のあかりにも、見(み)て影(かげ)のない隙(ひま)はなし……影(かげ)あれば其(そ)の不氣味(ぶきみ)さ、可厭(いや)さ、可恐(おそろ)しさ、可忌(いまは)しさに堪兼(たへか)ねる。
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
日出雄少年(ひでをせうねん)は頑是(ぐわんぜ)なき少年(せうねん)の常(つね)とてかゝる境遇(きやうぐう)に落(お)ちても、昨夜(さくや)以來(いらい)の疲勞(つかれ)には堪兼(たへか)ねて、私(わたくし)の膝(ひざ)に凭(もた)れた儘(まゝ)、スヤ/\と眠(ねむ)りかけたが、忽(たちま)ち可憐(かれん)の唇(くちびる)を洩(も)れて夢(ゆめ)の聲(こゑ)