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可厭
ふりがな文庫
“可厭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いや
87.7%
いやあ
3.8%
いとわ
2.8%
いと
1.9%
いやな
1.9%
いやら
0.9%
いやらし
0.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや
(逆引き)
「
俺
(
おいら
)
あ
可厭
(
いや
)
だぜ。」と押殺した
低声
(
こごえ
)
で
独言
(
ひとりごと
)
を云ったと思うと、ばさりと
幕摺
(
まくず
)
れに、ふらついて、隅から
蹌踉
(
よろ
)
け込んで見えなくなった。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
可厭(いや)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いやあ
(逆引き)
『けれどもねえ智惠子さん、
怎
(
ど
)
うしたんだか些とも氣が
逸
(
はず
)
まなかつてよ。騷いだのは富江さん許り……
可厭
(
いやあ
)
ねあの人は!』
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
可厭(いやあ)の例文をもっと
(4作品)
見る
いとわ
(逆引き)
可厭
(
いとわ
)
しい親戚の前に頭を下げて、
母子
(
おやこ
)
の生命を托さなければ成らないか、と思う心は、一家の零落を哀しむ心に混って、涙を流させた。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
可厭(いとわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
いと
(逆引き)
言畢
(
いひをは
)
つて、
肩
(
かた
)
に
手
(
て
)
を
掛
(
か
)
け、
雪
(
ゆき
)
なす
胸
(
むね
)
に
毛
(
け
)
だらけの
手
(
て
)
を
無手
(
むず
)
と
置
(
お
)
き、
横
(
よこ
)
に
掴
(
つか
)
んで、ニタ/\と
笑
(
わら
)
ふ。……と
婦
(
たぼ
)
も
可厭
(
いと
)
はず、
項
(
うなじ
)
も
背
(
せな
)
も
靡
(
なび
)
いて
見
(
み
)
える。
麦搗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
可厭(いと)の例文をもっと
(2作品)
見る
いやな
(逆引き)
突如
(
だしぬけ
)
に斯う云った人があったのです。見返ると、あの
可厭
(
いやな
)
々々学生が、何時か私達の傍近くに立って居たではありませんか。
昇降場
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
可厭(いやな)の例文をもっと
(2作品)
見る
いやら
(逆引き)
連れた
可厭
(
いやら
)
しいお客がござって迷惑なら、
私家
(
わしとこ
)
へ来て、
屈
(
かが
)
んで居ッさい。どれ、店を開けておいて、いかいこと油を売ったぞ、いや、どッこいな。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
可厭(いやら)の例文をもっと
(1作品)
見る
いやらし
(逆引き)
さう致すと、案の定
可厭
(
いやらし
)
い事をもうもう
執濃
(
しつこ
)
く有仰るのでございます。さうして飽くまで貴方の事を
疑
(
うたぐ
)
つて、始終それを有仰るので、私一番それには困りました。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
可厭(いやらし)の例文をもっと
(1作品)
見る
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
厭
漢検準1級
部首:⼚
14画
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可厭々々
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