“頑是”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がんぜ82.7%
ぐわんぜ16.0%
がんせ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、まだなんといっても頑是がんぜない子どもでしたから、あいさつはあいさつであっても、少々ばかりふるった口上でありました。
わたくし負傷けがいたしますとおとつさんいたうないかとつていたはつてれます、わたくし心得違こゝろえちがひから斯様かやう零落れいらくいたし、までつぶれまして、ソノんにも知らぬ頑是ぐわんぜのないせがれ
こんな頑是がんせのねえ子供や、なじみになった皆さんに別れたり、それがどんなに辛いかを思い出すと、あれを思い立ってから、毎晩、涙が流れて枕が濡れちまったが——なんでも罪ほろぼしのためには
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)