“心得違”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こころえちが21.1%
こころえちがい15.8%
こゝろえちが15.8%
こころえちげ10.5%
こゝろえちがひ10.5%
こゝろえちげ10.5%
こころえちがえ5.3%
こころえちがひ5.3%
こゝろえちがい5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“心得違”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸12.9%
社会科学 > 教育 > 教育学・教育思想7.7%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
このおんなもすぐさまそれとがついて、んだ心得違こころえちがいをしたとこころから悔悟かいごして
「お前のところには何でもあるんだな。お前心得違こころえちがいをしてやしないか、ギャングの連中と取引があるのなら、おれは逃げるよ」
諜報中継局 (新字新仮名) / 海野十三(著)
串戯じょうだんじゃない、片田舎の面疱にきびだらけの心得違こころえちがいの教員なぞじゃあるまいし、女の弟子を。失礼だ。」
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あるいは生徒を教訓警戒して、政談に喋々するなかれ、世上に何々を談ずる者あり、何々に熱心する者あり、はなはだ心得違こころえちがいなればこれにならうなかれと禁ずれば、その禁止の言葉の中におのずから他の党派に反対してこれを嫌忌けんきするの意味を含有するがゆえに
学問の独立 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
みな心得違こゝろえちがひからおこつたこといてつてたので、自分じぶん
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
わたくし心得違こゝろえちがひから斯様かやう零落れいらくいたし、までつぶれまして、ソノんにも知らぬ頑是ぐわんぜのないせがれ
はい左様でがんすが、わし種々いろ/\申すに申されやせん間違まちげえが有って、国のいえが潰れかゝりやんしたから、つれえのを忍んで居りましたが、母や女房が心得違こころえちげえの者で
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
何卒どうかして此の風儀を止めさせてえと思っても、他に工夫がえから、いっわざわいの根を絶とうと打砕ぶっくだいてしまっただ、私一人死んで二十人助かれば本望でがす、私もわけえ時分には、心得違こころえちげえもエラ有りましたが
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
よしんば什麽どんな冒険好きな女でも、チヨコレエトの代りに男に惚れるやうな心得違こゝろえちがひはしない筈だ。
どうも飛んだ心得違こゝろえちがひで、恐ろしい事をいたしまして、なんとも申し上げやうがございませぬ。跡で思つて見ますと、どうしてあんな事が出來たかと、自分ながら不思議でなりませぬ。全く夢中でいたしましたのでございます。わたくしは小さい時に二親が時疫じえきで亡くなりまして、弟と二人跡に殘りました。
高瀬舟 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
なれども鴻の巣では家柄の岡本の娘だアから屋敷奉公に上げ、行儀作法も覚えさせたらで、金をかけて奉公に遣ったのに、い事は覚えねえで不義わるさアして、此処こけへ走って来ると云うは何たる心得違こゝろえちげえなア親不孝の阿魔だか、呆れ果てた
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
一体おさむれえなんてえ者は田舎へ来れば、こら百姓……なんて威張るだが、私のような者に手を下げて、心得違こゝろえちげえをして屋敷を出ましたが、他に知って居る者もねえ、かゝさまア腹も立とうが、厄介やっけえにはなりません、稼ぎがあります、何だっけ
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
奥羽おううその外の凶歉きょうけんのために、江戸は物価の騰貴した年なので、心得違こころえちがえのものが出来たのであろうと云うことになった。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
愚なる私の心得違こころえちがひさへ無御座候ござなくさふらはば、始終しじゆう御側おんそばにも居り候事とて、さやうの思立おもひたち御座候節ござさふらふせつ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
悟れば善になり迷えば悪になるもので、迷えば可愛い子を棄て、夫を棄てるように相成りますと申すは、ぜん申上げました通り、おかめの心得違こゝろえちがいというものは恋という煩悩の雲がかゝり、心の闇に迷いまして一通りの間違いではない
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)