“奥羽”のいろいろな読み方と例文
旧字:奧羽
読み方割合
おうう95.2%
あうう4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奥羽おうう地方へゆくと、家々の若い働き手をカリコというが、これもかるい子で、かるうのが、かれらのおもな仕事だったからである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
大月おおつき附近で警戒警報、午後二時半頃上野駅に着き、すぐ長い列の中にはいって、八時間待ち、午後十時十分発の奥羽おうう線まわり青森行きに乗ろうとしたが
十五年間 (新字新仮名) / 太宰治(著)
雪ふかきは魚沼うをぬま頸城くびき古志こしの三ぐんあるひ苅羽かりは三嶋みしまの二郡、(所によりて深浅あり)蒲原かんばらは大郡にて雪うすき所なれども東南は奥羽あううとなりて高嶺かうれいつらなるゆゑ、地勢によりては雪深き所あり。