“大月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいげつ50.0%
おおつき33.3%
だいげつ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くづれたる家の傍、斷えたる水道の柱弓せりもちほとりを、夢心に過ぎゆけば、血の如く紅なる大月たいげつ地平線よりまろがり出で、輕く白きもや騎者のりてかうべめぐりてひらめき飛べり。
僕は、刑事弁護士の大月おおつきというものだが、たとえあのクーペが有名な実業家の自動車くるまであろうと、いやしくも人間一人を
白妖 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
分け登る道はいづれなりとも、その極に至れば同じ雲井に一輪の大月だいげつを見るの外はあらじ。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)