トップ
>
輾
ふりがな文庫
“輾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きし
47.4%
ころ
15.8%
こ
10.5%
きしり
5.3%
ころが
5.3%
てつ
5.3%
ひ
5.3%
まろが
5.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きし
(逆引き)
輾
(
きし
)
る響せざるが故矢張初めの中は乗り心地よろしからず世の中段々いやなものが流行出したりと思いき。
偏奇館漫録
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
輾(きし)の例文をもっと
(9作品)
見る
ころ
(逆引き)
『さうだらう、僕もさう思つてゐた。新聞記者といふ者はそれだから厭だよ。
輾
(
ころ
)
んでも只は起きない工夫ばかりしてる。』
我等の一団と彼
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
輾(ころ)の例文をもっと
(3作品)
見る
こ
(逆引き)
「今
急
(
と
)
くこの
水門
(
みなと
)
に往きて、水もちて汝が身を洗ひて、すなはちその水門の
蒲
(
かま
)
の
黄
(
はな
)
七
を取りて、敷き散して、その上に
輾
(
こ
)
い
轉
(
まろ
)
びなば、汝が身本の
膚
(
はだ
)
のごと、かならず
差
(
い
)
えなむ」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
輾(こ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
きしり
(逆引き)
未
(
ま
)
だ宵ながら松立てる門は一様に
鎖籠
(
さしこ
)
めて、
真直
(
ますぐ
)
に長く東より西に
横
(
よこた
)
はれる
大道
(
だいどう
)
は掃きたるやうに物の影を
留
(
とど
)
めず、いと
寂
(
さびし
)
くも
往来
(
ゆきき
)
の絶えたるに、例ならず
繁
(
しげ
)
き
車輪
(
くるま
)
の
輾
(
きしり
)
は、
或
(
あるひ
)
は
忙
(
せはし
)
かりし
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
輾(きしり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ころが
(逆引き)
「いそいであの水門に往つて、水で身體を洗つてその水門の
蒲
(
がま
)
の花粉を取つて、敷き散らしてその上に
輾
(
ころが
)
り
𢌞
(
まわ
)
つたなら、お前の身はもとの
膚
(
はだ
)
のようにきつと治るだろう」
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
輾(ころが)の例文をもっと
(1作品)
見る
てつ
(逆引き)
『勿体なう御座ります。有難うて眼から涙が……一円もやらうと仰つては私の様な乞食でも、どうしても貰へませぬ』と竹籠を車に収めて車の
輾
(
てつ
)
に手をかけてひき出した。
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
輾(てつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひ
(逆引き)
車を宙に
輾
(
ひ
)
くごとし。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
輾(ひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まろが
(逆引き)
頽
(
くづ
)
れたる家の傍、斷えたる水道の
柱弓
(
せりもち
)
の
畔
(
ほとり
)
を、夢心に過ぎゆけば、血の如く紅なる
大月
(
たいげつ
)
地平線より
輾
(
まろが
)
り出で、輕く白き
靄
(
もや
)
騎者
(
のりて
)
の
首
(
かうべ
)
を
繞
(
めぐ
)
りてひらめき飛べり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
輾(まろが)の例文をもっと
(1作品)
見る
輾
漢検1級
部首:⾞
17画
“輾”を含む語句
輾転
転輾
輾轉
輾転反側
呻吟転輾
壇輾
懊悩転輾
日夜転輾
転輾反側
転輾反則
輪輾
輾々
輾々反側
輾然
輾麦
“輾”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
尾崎紅葉
賀川豊彦
黒岩涙香
押川春浪
石川啄木
幸田露伴
蒲原有明
ハンス・クリスチャン・アンデルセン