“水門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みなと42.3%
すいもん30.8%
みと11.5%
ミナト11.5%
すゐもん3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしそこから南の方へまわって、紀伊国きいのくに水門みなとまでおいでになりますと、お傷のいたみがいよいよ激しくなりました。命は
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
そこで、むすめはひざまずいて、神さまのみをよび、おいのりをしました。すると、とつぜん、天使てんしがあらわれて、おほり水門すいもんをとじてくれました。
深い水門みとの底に沈んでゐる釣り鐘のうなりが聽えるやうであつた。
泡鳴五部作:01 発展 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
是に大穴牟遅神、其兎に教え給わく今とく此水門ミナトに往きて、水以て汝が身を洗い、即ち其水門の蒲黄カマノハナを取りて、其上に輾転コイマロビてば、汝が身もとのハダのごと、必ず癒えなん者ぞと教え給いしき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)