“ミナト”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:みなと
語句割合
水門50.0%
川口16.7%
水戸16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯河板挙ユカハダナの精霊の人格化らしい人名に、天湯河板挙があつて、鵠を逐ひながら、御禊ぎの水門ミナトを多く発見したと言うてゐる。地上の斎河ユカハを神聖視して、天上の所在と考へる事も出来たからである。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
印南野イナミヌも行き過ぎ不敢カテニ思へれば、心コホしき加古カコ川口ミナト見ゆ(人麻呂——万葉巻三)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
古史神話には、此外に尚多くの水に関係ある神あり。水戸ミナト神なる速秋津彦ハヤアキツヒコ、速秋津姫二神の、河海に因りて持ち別けて、生みし神に、沫那芸アハナギ神あり、沫那美神あり。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
土佐のサムライお鞆のミナトにすておきて長崎へ出候ことハ中/\すみ不申、このことハ紀州より主人土佐守へ御あいさつかママわされたしなど申ており候。