“川口”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かわぐち60.0%
かはぐち26.7%
せんこう6.7%
ミナト6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
川口かわぐちと云う処に幸い無住むじゅうの薬師堂が有ると云うので、これへ惠梅比丘尼を入れて、又市が寺男になって居てお経を教えて居る。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
川口かはぐちの、あしのたくさんえてゐる、そのあしさきが、みんなとれてゐる。これは、たれつたのかとまをしますと、それは、わたしです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
川口せんこうの旅人が、魏へ来て洩らした噂から、かまどの数に孔明の智略があったこともやがて司馬懿しばいの聞くところとなった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
印南野イナミヌも行き過ぎ不敢カテニ思へれば、心コホしき加古カコ川口ミナト見ゆ(人麻呂——万葉巻三)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)