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竃
ふりがな文庫
“竃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かまど
69.6%
かま
13.0%
へっつい
13.0%
べツつい
4.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かまど
(逆引き)
竃
(
かまど
)
、井戸、便所、土蔵、馬屋等に至るまで不道理の理屈をつけて、人家の幸不幸を考定するがごときは、決して信ずべき限りではない。
迷信解
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
竃(かまど)の例文をもっと
(16作品)
見る
かま
(逆引き)
「これは危い」なと気がついた時は、八方猛火の壁に囲まれて、中屋敷はまことに
竃
(
かま
)
の中に投げ込んだ一片の木の葉としか見えませんでした。
奇談クラブ〔戦後版〕:12 乞食志願
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
竃(かま)の例文をもっと
(3作品)
見る
へっつい
(逆引き)
そこは行詰に釜のかかった
竃
(
へっつい
)
があり
流槽
(
ながし
)
があって、右側に板縁つきの
室
(
へや
)
があったが、その縁側は肆の者が朝夕腰をかけて食事をする処であった。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
竃(へっつい)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
べツつい
(逆引き)
あゝ
私
(
わたし
)
が
覺
(
おぼ
)
えて七つの
年
(
とし
)
の
冬
(
ふゆ
)
でござんした、
寒中
(
かんちう
)
親子
(
おやこ
)
三
人
(
にん
)
ながら
古裕衣
(
ふるゆかた
)
で、
父
(
ちゝ
)
は
寒
(
さむ
)
いも
知
(
し
)
らぬか
柱
(
はしら
)
に
寄
(
よ
)
つて
細工物
(
さいくもの
)
の
工夫
(
くふう
)
をこらすに、
母
(
はゝ
)
は
欠
(
か
)
けた一つ
竃
(
べツつい
)
に
破
(
わ
)
れ
鍋
(
なべ
)
かけて
私
(
わたし
)
に
去
(
さ
)
る
物
(
もの
)
を
買
(
か
)
ひに
行
(
ゆ
)
けといふ
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
竃(べツつい)の例文をもっと
(1作品)
見る
竃
漢検準1級
部首:⽳
17画
“竃”の関連語
竈
“竃”を含む語句
土竃
竃河岸
塩竃
巌竃
破土竃
竃巌
竃猫
“竃”のふりがなが多い著者
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