“かまど”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カマド
語句割合
86.2%
5.2%
3.1%
釜戸2.8%
0.7%
0.7%
土竈0.3%
財産0.3%
釜処0.3%
鎌止0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほとんど腐朽に瀕した肉体を抱えてあれだけの戦闘と事業を遂行した巨人のヴァイタルフォースのからる火花の一片二片として
子規の追憶 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
炊事所のの上には、五六重の大きな円い蒸籠から、ふつふつと白い湯気を噴いて、昼食の支那麺包が蒸されてゐるのであつた。
階下の窓の塀はただのためにこしらえたもので、二階の窓の厚いカーテンは商売物の菓子に日光が当たらないようにおろしてあるまでのことで
下女に代って風呂場の掃除をしたり、釜戸の火をいたり、下男といっしょに薪を作ったりすることは、母でさえながいこと知らずにいた。
日本婦道記:墨丸 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
どもは枯枝をひろひ石をあつめてをなし、もたせたる食物を調ぜんとし、あるひは水をたづねて茶をれば、上戸は酒のをいそぐもをかし。
運んだり、土竈の下を焚きつけたり、掃除をしたり、買物をしたり、あんな働き者は無いと、お内儀のお留は、眼を細くして喜んでゐますよ
身上だって財産だって、れてしまうのあたりめえだ……
緑の芽 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
釜処には煙たてかねわびぬれば火桶一つにす冬かも
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
六月の六日、村民一同は鎌止めを申し合わせ、荒町にある氏神の境内に集まった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)