“べっつい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
75.0%
土竈25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柱に縛付しばりつけてあった細引ほそびきへ火が付きますと、もとより年数のってしょうのぬけた細引でございますから、焼け切れますると、の箱が一つべっついへ当り、其のはずみに路地へ転げ落ちましたから
どうか臥んでいて下され、お湯ももうじき沸きましょうほどに含嗽手水うがいちょうずもそこで妾がさせてあげましょう、と破れ土竈べっついにかけたる羽虧はかがまの下きつけながら気をんで云えど
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)