“含嗽手水”の読み方と例文
読み方割合
うがいちょうず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一番鶏いちばんどり二番鶏を耳たしかに聞いて朝も平日つねよりははよう起き、含嗽手水うがいちょうずに見ぬ夢を洗って熱茶一杯に酒の残り香を払う折しも
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
どうか臥んでいて下され、お湯ももうじき沸きましょうほどに含嗽手水うがいちょうずもそこで妾がさせてあげましょう、と破れ土竈べっついにかけたる羽虧はかがまの下きつけながら気をんで云えど
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)