“手水盥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうずだらい77.8%
てうづだらひ11.1%
てうずだらひ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
娘は手水盥(ちょうずだらい)に、川から引いた清洌(せいれつ)な水を汲(く)み、甲斐(かい)がいしく虎之助の洗面の世話をしながら、この付近が栗の名産地であることを語った。
内蔵允留守 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
おつたは汗沁(あせじ)みた手拭(てぬぐひ)を頻(しき)りにごし/\と揉(も)み出(だ)して首筋(くびすぢ)のあたりから一帶(たい)に幾度(いくたび)となく拭(ぬぐ)つて手水盥(てうづだらひ)の水(みづ)を換(か)へた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
手拭(てぬぐひ)を浸(ひた)す度(たび)に小(ちひ)さな手水盥(てうずだらひ)の水(みづ)に月(つき)が全(まつた)く其(そ)の影(かげ)を失(うしな)つて暫(しばら)くすると手水盥(てうずだらひ)の周圍(しうゐ)から聚(あつま)る樣(やう)に段々(だん/\)と月(つき)の形(かたち)が纏(まと)まつて見(み)えて來(く)る。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)