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清洌
ふりがな文庫
“清洌”の読み方と例文
読み方
割合
せいれつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいれつ
(逆引き)
娘は
手水盥
(
ちょうずだらい
)
に、川から引いた
清洌
(
せいれつ
)
な水を
汲
(
く
)
み、
甲斐
(
かい
)
がいしく虎之助の洗面の世話をしながら、この付近が栗の名産地であることを語った。
内蔵允留守
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
私は昨日から非常な
渇
(
かわき
)
をおぼえ、どんな悪水でも一滴得られたらと、それこそ、渇くような思いで地上の
清洌
(
せいれつ
)
な流れを瞼に思い浮かべた。
地底獣国
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
梁
(
はり
)
の上に板をならべ、南東の方向に面した祭壇に供物が盛りあげられている。
榊
(
さかき
)
の代りには
水松
(
おんこ
)
の小枝を用い、白いご幣が、黒いほど濃い緑葉のなかに
清洌
(
せいれつ
)
な対照であった。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
清洌(せいれつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
洌
漢検1級
部首:⽔
9画
“清”で始まる語句
清
清々
清水
清浄
清冽
清楚
清潔
清元
清洲
清明
“清洌”のふりがなが多い著者
本庄陸男
中島敦
久生十蘭
山本周五郎
寺田寅彦