トップ
>
甲斐
ふりがな文庫
“甲斐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かい
57.3%
がい
25.8%
かひ
13.8%
がひ
2.8%
けえ
0.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かい
(逆引き)
眼ざといM君がさす方に、深い雪の山、
甲斐
(
かい
)
の
白峰
(
しらね
)
——北岳だそうだ。この国しらす峻嶺は、厳として
群山
(
むれやま
)
の後にそびえているのだ。
雪の武石峠
(新字新仮名)
/
別所梅之助
(著)
甲斐(かい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
がい
(逆引き)
僕は僕の病気のことを世間が知っていることもよく知っている。しかしそういう世間と闘うことを唯一の生き
甲斐
(
がい
)
にして生きて来た。
文壇昔ばなし
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
甲斐(がい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かひ
(逆引き)
聞て
狂氣
(
きやうき
)
の如く
悲
(
かなし
)
みしかども又
詮方
(
せんかた
)
も非ざれば無念ながらも
甲斐
(
かひ
)
なき日をぞ送りける其長庵は心の内の悦び大方ならず
猶
(
なほ
)
種々
(
さま/″\
)
と辯舌を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
甲斐(かひ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
▼ すべて表示
がひ
(逆引き)
殺したとは
辛抱
(
しんばう
)
甲斐
(
がひ
)
のなき事ぞ
假令
(
たとへ
)
骨
(
ほね
)
が
舍利
(
しやり
)
になればとて知らぬ事は
何處迄
(
どこまで
)
も知らぬとは何故云はれぬぞと云を九助は聞終
瀧
(
たき
)
の如く涙を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
甲斐(がひ)の例文をもっと
(11作品)
見る
けえ
(逆引き)
何んとハア
貴方
(
あんた
)
さまゆえにお嬢さまは、相談ずくとはいいながら吉原へ
這入
(
へえ
)
って、誠にハア何うも
心配
(
しんぺえ
)
して居さっしゃったが、その
甲斐
(
けえ
)
があって
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
甲斐(けえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“甲斐”の意味
《固有名詞》
甲斐(かい)
旧国名。東海道に位置する。甲斐国。ほぼ現在の山梨県に一致。
(地名)山梨県甲斐市。
(出典:Wiktionary)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
斐
漢検準1級
部首:⽂
12画
“甲斐”で始まる語句
甲斐性
甲斐甲斐
甲斐絹
甲斐々々
甲斐国
甲斐守
甲斐源氏
甲斐絹屋
甲斐駒
甲斐〻〻
検索の候補
腑甲斐
甲斐性
生甲斐
甲斐甲斐
甲斐絹
甲斐々々
年甲斐
不甲斐
仕甲斐
甲斐国
“甲斐”のふりがなが多い著者
樋口一葉
中里介山
島崎藤村
山本周五郎
夏目漱石
谷崎潤一郎
吉川英治
柳田国男
幸田露伴
江戸川乱歩