“甲斐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かい57.0%
がい25.1%
かひ14.5%
がひ2.9%
けえ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼ざといM君がさす方に、深い雪の山、甲斐白峰——北岳だそうだ。この国しらす峻嶺は、厳として群山の後にそびえているのだ。
雪の武石峠 (新字新仮名) / 別所梅之助(著)
和地家へ嫁してきて、生れてはじめて農事に手をつけたとき、だから伊緒はかえって生き甲斐をさえ感じた、——すべてはこれからだ。
日本婦道記:春三たび (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
聞て狂氣の如くみしかども又詮方も非ざれば無念ながらも甲斐なき日をぞ送りける其長庵は心の内の悦び大方ならず種々と辯舌を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
殺したとは辛抱甲斐のなき事ぞ假令舍利になればとて知らぬ事は何處迄も知らぬとは何故云はれぬぞと云を九助は聞終の如く涙を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何んとハア貴方さまゆえにお嬢さまは、相談ずくとはいいながら吉原へ這入って、誠にハア何うも心配して居さっしゃったが、その甲斐があって