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『文壇昔ばなし』
ふりがな文庫
『
文壇昔ばなし
(
ぶんだんむかしばなし
)
』
○ 昔、徳田秋声老人が私にいったことがあった、「紅葉山人が生きていたら、君はさぞ紅葉さんに可愛がられたことだろうな」と。紅葉山人の亡くなったのは明治三十六年で、私の数え年十八歳の時であるが、私が物を書き始めたのはそれから約七年後、明治四十三 …
著者
谷崎潤一郎
初出
「コウロン」1959(昭和34)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
き
)
撥
(
ぱ
)
下
(
さが
)
蓋
(
ぶた
)
剃
(
す
)
外
(
はず
)
対
(
つい
)
悪
(
あ
)
抱
(
かか
)
角
(
つの
)
下
(
くだ
)
俥
(
ぐるま
)
凄
(
すさま
)
己
(
おれ
)
思召
(
おぼしめし
)
損
(
そこな
)
擲
(
なぐ
)
敏
(
びん
)
甚
(
はなはだ
)
甲斐
(
がい
)
穿
(
うが
)
頬
(
ほ
)
七子
(
ななこ
)
下手
(
へた
)
下谷
(
したや
)
予
(
あらかじ
)
俥
(
くるま
)
健啖
(
けんたん
)
傍
(
そば
)
僅
(
わず
)
剃刀
(
かみそり
)
加之
(
しかのみならず
)
口
(
くち
)
古靱
(
こうつぼ
)
叩
(
たた
)
喚
(
わめ
)
嗅
(
か
)
嗅覚
(
きゅうかく
)
圭角
(
けいかく
)
声音
(
こわね
)
大嶋
(
おおしま
)
天外
(
てんがい
)
夭折
(
ようせつ
)
崩
(
くず
)
床屋
(
とこや
)
弟子
(
でし
)
待合
(
まちあい
)
従容
(
しょうよう
)
恰好
(
かっこう
)
患
(
わずら
)
所以
(
ゆえん
)
拮抗
(
きっこう
)
拵
(
こしら
)
挑
(
いど
)
挨拶
(
あいさつ
)
捲
(
ま
)
料簡
(
りょうけん
)
昨日
(
きのう
)
時儀
(
じぎ
)
梨園
(
りえん
)
樗陰
(
ちょいん
)
武郎
(
たけお
)
歯痒
(
はがゆ
)
気質
(
かたぎ
)
泡鳴
(
ほうめい
)
洩
(
も
)
溜
(
たま
)
溝
(
みぞ
)
漱石
(
そうせき
)
無心
(
むしん
)
煎
(
せん
)
生粋
(
きっすい
)
痛罵
(
つうば
)
相好
(
そうごう
)
相済
(
あいす
)
真似
(
まね
)
矢来
(
やらい
)
窺
(
うかが
)
箸
(
はし
)
篏
(
は
)
罵
(
ののし
)
翕然
(
きゅうぜん
)
背
(
そむ
)
胡坐
(
あぐら
)
膝
(
ひざ
)
芥川
(
あくたがわ
)
芭蕉
(
ばしょう
)
荷風
(
かふう
)
藤村
(
とうそん
)
訪
(
たず
)
謦咳
(
けいがい
)
謳
(
うた
)
貪
(
むさぼ
)
贅沢
(
ぜいたく
)
赭
(
あか
)
跪
(
ひざまず
)
跳梁
(
ちょうりょう
)
辛辣
(
しんらつ
)
這入
(
はい
)
里見
(
さとみ
)