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健啖
ふりがな文庫
“健啖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けんたん
95.8%
ものくひ
4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんたん
(逆引き)
先日博士は生来の
健啖
(
けんたん
)
に任せて羊の
炙肉
(
あぶりにく
)
をほとんど一頭分も平らげたが、その後当分、生きた羊の顔を見るのも厭になったことがある。
文字禍
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
信長はまた
健啖
(
けんたん
)
だった。茶室でも一通り満腹したろうに、広間へ移ってからも、彼の前に供えられる
木皿
(
きざら
)
や
高坏
(
たかつき
)
はみな
空
(
から
)
になってゆく。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
健啖(けんたん)の例文をもっと
(23作品)
見る
ものくひ
(逆引き)
「あなた方は私の
健啖
(
ものくひ
)
のいいのに
吃驚
(
びつくり
)
なすつていらつしやるやうですが、私はまた当家の御主人の胃の腑の広いのに驚嘆してゐるやうな始末で。御覧なさい——」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
健啖(ものくひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“健啖”の意味
《名詞》
食欲が旺盛なこと。また、そのようなさま。大食。
(出典:Wiktionary)
健
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
啖
漢検1級
部首:⼝
11画
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健啖家
大食漢
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