トップ
>
『文字禍』
ふりがな文庫
『
文字禍
(
もじか
)
』
文字の霊などというものが、一体、あるものか、どうか。 アッシリヤ人は無数の精霊を知っている。夜、闇の中を跳梁するリル、その雌のリリツ、疫病をふり撒くナムタル、死者の霊エティンム、誘拐者ラバス等、数知れぬ悪霊共がアッシリヤの空に充ち満ちている …
著者
中島敦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文学界」(「古譚」の題で)1942(昭和17)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
鱗
(
こけら
)
恐
(
おそろ
)
蝕
(
しょく
)
狂
(
きょう
)
等
(
など
)
狩
(
がり
)
献
(
けん
)
中
(
あた
)
汚
(
きたな
)
空
(
むな
)
凄
(
すさ
)
処刑
(
しょけい
)
怒
(
いかり
)
己
(
おのれ
)
呪
(
のろい
)
巧
(
たくみ
)
煙
(
けむり
)
沈黙
(
ちんもく
)
毒気
(
どっき
)
歳
(
さい
)
皆
(
みな
)
書洩
(
かきも
)
更
(
さら
)
曇
(
くもり
)
暮
(
くら
)
星占
(
ほしうらない
)
穿
(
うが
)
抱
(
だ
)
紙草
(
パピルス
)
縮
(
ちぢ
)
怪
(
あや
)
怖
(
こわ
)
彼
(
かれ
)
臍
(
ほぞ
)
荒
(
あら
)
害
(
そこな
)
妃
(
ひ
)
解
(
わか
)
触
(
ふ
)
誰
(
だれ
)
召使
(
めしつか
)
軒
(
けん
)
今日
(
きょう
)
凝視
(
ぎょうし
)
俘囚
(
ふしゅう
)
降
(
くだ
)
吐
(
は
)
累々
(
るいるい
)
齎
(
もたら
)
熱烈
(
ねつれつ
)
爪
(
つめ
)
物憶
(
ものおぼ
)
鷲
(
わし
)
狙
(
ねら
)
魔力
(
まりょく
)
猟師
(
りょうし
)
魂
(
たましい
)
猶
(
なお
)
獅子
(
しし
)
驚
(
おどろ
)
飾
(
かざ
)
顫
(
ふる
)
獣
(
けもの
)
瓦
(
かわら
)
顎
(
あご
)
疫病
(
えきびょう
)
痲痺
(
まひ
)
発掘
(
はっくつ
)
頃
(
ころ
)
皆目
(
かいもく
)
皮剥
(
かわはぎ
)
皮膚
(
ひふ
)
眼
(
め
)
睨
(
にら
)
瞞
(
だま
)
矛盾
(
むじゅん
)
霊
(
れい
)
離
(
はな
)
雌
(
めす
)
研鑽
(
けんさん
)
硬筆
(
こうひつ
)
隣人
(
りんじん
)
碧
(
あお
)
碩学
(
せきがく
)
祈
(
いの
)
種子
(
たね
)
随分
(
ずいぶん
)
符号
(
ふごう
)
陰謀
(
いんぼう
)
等
(
ら
)
築山
(
つきやま
)
身体
(
からだ
)
襲
(
おそ
)
衣装
(
いしょう
)
蝨
(
しらみ
)
蝕
(
むしば
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)
薄被
(
ヴェイル
)
蒙
(
こうむ
)
薄
(
うす
)