“狩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
50.0%
かり26.3%
がり13.2%
5.3%
から2.6%
2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かりうどが、りにつかうかたなをぬいて、なにも知らない白雪姫のむねをつきさそうとしますと、お姫さまは泣いて、おっしゃいました。
ある国の王さまが、大きな森のなかで、かりをしたことがありました。王さまは、一ぴきけものをみつけて、むちゅうで追って行きました。
そこのまわりに、さまざまなお薬になる草があるんで、みんな昔は薬草がりにでかけたものだそうですよ。大池っていうの。
不思議な国の話 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
このあいだも、テキサス州から、タンナリーという男が、おおかみりはおれにかぎると大元気で乗り込んできた。
熊はいでずして一山の破隙われめこゝかしこよりけふりをいだしてくもおこるごとくなりければ、奇異きいのおもひをなし熊をからずしてむなしく立かへりしと清水村の農夫のうふかたりぬ。
「もうすぐ蕨の時候になるね。浪さん、早くよくなッて、また蕨りの競争しようじゃないか」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)