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巻狩
ふりがな文庫
“巻狩”のいろいろな読み方と例文
旧字:
卷狩
読み方
割合
まきがり
60.0%
まきが
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まきがり
(逆引き)
おまへも
世
(
よ
)
が
世
(
よ
)
ならば、
将軍様
(
せうぐんさま
)
の
御手
(
おて
)
にとまつて、
昔
(
むかし
)
は、
富士
(
ふじ
)
の
巻狩
(
まきがり
)
なぞしたものだが、
今
(
いま
)
ぢや
梟
(
ふくろう
)
と
一所
(
いつしよ
)
にこんなところへか※んでるのは
辛
(
つら
)
いだろうの。
コドモノスケッチ帖:動物園にて
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
武家屋敷の召使や附近の百姓らは総出で、狂犬のあとを追うべく、山や、林や、畑から、
巻狩
(
まきがり
)
のような陣立てをととのえたのは、それから長い後のことではありませんでした。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
巻狩(まきがり)の例文をもっと
(3作品)
見る
まきが
(逆引き)
『
明日
(
あす
)
は
大楠山
(
おおくすやま
)
の
巻狩
(
まきが
)
りじゃ』などと
布達
(
おふれ
)
が
出
(
で
)
ると、
乗馬
(
じょうば
)
の
手入
(
てい
)
れ、
兵糧
(
へいろう
)
の
準備
(
したく
)
、
狩子
(
かりこ
)
の
勢揃
(
せいぞろ
)
い、まるで
戦争
(
いくさ
)
のような
大騒
(
おおさわ
)
ぎでございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
祖父江出羽守
(
そふえでわのかみ
)
の
狩猟地
(
かりち
)
だった田万里は、殺生を好む出羽守のたびたびの
巻狩
(
まきが
)
りと、そのたびごとの徴発、一戸一人の
助
(
す
)
け人足、荷にあまる
苛斂誅求
(
かれんちゅうきゅう
)
のために、ついに村全体たってゆけなくなり
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
巻狩(まきが)の例文をもっと
(2作品)
見る
“巻狩”の解説
巻狩(まきがり)とは中世に遊興や神事祭礼や軍事訓練のために行われた狩競(かりくら)の一種である。鹿や猪などが生息する狩場を多人数で四方から取り囲み、囲いを縮めながら獲物を追いつめて射止める大規模な狩猟である。「巻狩り」とも表記する。
(出典:Wikipedia)
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
狩
常用漢字
中学
部首:⽝
9画
“巻”で始まる語句
巻
巻煙草
巻莨
巻烟草
巻雲
巻紙
巻莨入
巻藁
巻舌
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