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巻莨
ふりがな文庫
“巻莨”のいろいろな読み方と例文
旧字:
卷莨
読み方
割合
まきたばこ
83.0%
たばこ
4.3%
まきタバコ
4.3%
シガレット
4.3%
シガー
4.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まきたばこ
(逆引き)
「しかし、不意だからちょっと驚きましたよ。」とその洋画家が……ちょうど
俯向
(
うつむ
)
いて
巻莨
(
まきたばこ
)
をつけていた処、不意を
食
(
くら
)
った眼鏡が
晃
(
きら
)
つく。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
巻莨(まきたばこ)の例文をもっと
(39作品)
見る
たばこ
(逆引き)
ポケットより
巻莨
(
たばこ
)
取り出して大佐は点火しつ「閣下、
又
(
ま
)
た近日元老会議ださうで御座りまして、御苦労に存じます」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
巻莨(たばこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
まきタバコ
(逆引き)
着到
(
ちゃくとう
)
の太鼓打込みてより一日の興行済むまでは厳冬も羽織を着ず部屋にても
巻莨
(
まきタバコ
)
を遠慮し作者部屋へ
座元
(
ざもと
)
もしくは来客の方々見ゆれば叮嚀に茶を汲みて出しその
草履
(
ぞうり
)
を
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
巻莨(まきタバコ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
シガレット
(逆引き)
宗匠を張る時は紋着で
巻莨
(
シガレット
)
、色と点取発句が一斉に出来るのであるから、ついこう下駄を懐に入れるような事にもなる。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
巻莨(シガレット)の例文をもっと
(2作品)
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シガー
(逆引き)
名刺一たび入り、書生二たび
出
(
い
)
でて、山木は応接間に導かれつ。テーブルの上には
清韓
(
しんかん
)
の地図一葉広げられたるが、まだ清めもやらぬ
火皿
(
ひざら
)
のマッチ
巻莨
(
シガー
)
のからとともに、先座の話をほぼ
想
(
おも
)
わしむ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
巻莨(シガー)の例文をもっと
(2作品)
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巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
莨
漢検1級
部首:⾋
10画
“巻莨”で始まる語句
巻莨入
検索の候補
巻莨入
紙巻莨
葉巻莨
“巻莨”のふりがなが多い著者
泉鏡花
木下尚江
徳冨蘆花
野口雨情
アントン・チェーホフ
夏目漱石
三遊亭円朝
徳田秋声
泉鏡太郎
岡本かの子