“布達”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おふれ50.0%
ふれ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明日あす大楠山おおくすやま巻狩まきがりじゃ』などと布達おふれると、乗馬じょうば手入ていれ、兵糧へいろう準備したく狩子かりこ勢揃せいぞろい、まるで戦争いくさのような大騒おおさわぎでございました。
それは此の年の七月から新しい布達ふれがあって、諸大名の妻女も帰国勝手たるべしということになったので、どこの藩でも喜んだ。
半七捕物帳:07 奥女中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)