“大騒”のいろいろな読み方と例文
旧字:大騷
読み方割合
おおさわ92.9%
おおさわぎ5.4%
おほさわぎ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとで、おやがらすがかえってきたが、留守るすあいだに、かわいい子供こどもを一、さらわれたとわかると、悲鳴ひめいをあげて大騒おおさわぎをしました。
高い木と子供の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すこしも乗客じょうきゃくわずらわさんようにつとめているおれか、それともこんなに一人ひとり大騒おおさわぎをしていた、たれにも休息きゅうそくもさせぬこの利己主義男りこしゅぎおとこか?』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「やあ、大騒おほさわぎを遣つてゐるなあ。何処どこか出掛けるのかい。」
魔睡 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)