“おほさわぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大騷66.7%
大騒33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すこしも乘客じようきやくわづらはさんやうにつとめてゐるおれか、れとも這麼こんな一人ひとり大騷おほさわぎをしてゐた、たれにも休息きうそくせぬ利己主義男りこしゆぎをとこか?』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
見るに路次ろじの方水口より這入し樣子やうすなり其中に家主いへぬしも來り大騷おほさわぎとなりしが早々さう/\翌日此段大岡殿御番所へうつたへ出るに早速よび出され段々尋問じんもんとなり其日あやしき者來らずやと申さるゝに私し留守故くはしくは存じ仕らず候へども隣家りんかの者のうはさには日頃雇ひ候庄兵衞と云者參りし樣に存じ候趣きしかしながら人のはなししと云しかと見屆候義には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「やあ、大騒おほさわぎを遣つてゐるなあ。何処どこか出掛けるのかい。」
魔睡 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)