“噂”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うわさ84.3%
うはさ12.2%
うわ2.6%
うは0.5%
さえず0.2%
ウハサ0.2%
ゴシップ0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“噂”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本83.3%
文学 > フランス文学 > 小説 物語53.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語14.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
神田の方のある棟梁とうりょうの家から来ている植源の嫁も、その主人のことを始終鶴さん鶴さんといって、うわさしていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
間もなく三吉は兄と二人ぎりに成った。森彦は夏羽織を脱いで、窓に近く胡坐あぐらをかいた。達雄や実のうわさが始まった。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
するとかういふうはさを聞いて、今までは路で行き合つても、挨拶さへしなかつた友だちなどが、朝夕遊びにやつて来ました。
杜子春 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
六本指ろつぽんゆび小指こゆびひだりふたつあると、たやうなうはさをしました。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「婆さんもね、早く孫の顔を見たいなんて、日常しょっちゅうそのうわさばかりさ。どうだね、……未だそんな模様は無いのかい」
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
かの女は、華美でも洗練されてるし、我儘わがままでも卒直そっちょくな戸崎夫人のうわさは不愉快ふゆかいでなかった。
かの女の朝 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
支度したくに大金をかけた町長の娘にも光を失はしたお光のうはさは、のぞきカラクリよりも、轆轤首ろくろくびものよりも
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
院長ゐんちやうなにがしなかだちをしたのだといふうはさもあつた。
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
「三室銀子は何処どこへ行く——」例のうるさい雀共がそうさえずり交した時、当の三室銀子と左近倉平との結婚話が持ち上ったのです。
さうして、女たちの刈りとつた蓮積み車が、廬に戻つて来ると、何よりも先に、田居への降り道に見た、当麻のムラの騒ぎのウハサである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
近江アフミの都は離れ、飛鳥の都のフタタビ栄えたその頃、あやまちもあやまち。日のみ子に弓引くたくみ、恐しや、企てをなされると言ふウハサが、立ちました。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そりゃ近所の居酒屋にとびこむのさ。そこはその地方のゴシップの中心だ。そこにあつまってる者共は君に主人から食器洗いの者までの名前を教えてくれるだろう。そうウィリアムソンと云ったね! しかしこの名前は、僕にも何の心当りもないな。