“金鯱噂高浪”の読み方と例文
読み方割合
こがねのしゃちうわさのたかなみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのときの狂言は、一番目が芝翫しかんの「朝比奈」、中幕が栄三郎の「八重垣姫」、二番目がの柿の木金助。その名題は岡君と相談の上で「金鯱噂高浪こがねのしゃちうわさのたかなみ
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
わたしは松葉君よりも足かけ四年おくれて、明治三十五年の歌舞伎座一月興行に「金鯱噂高浪こがねのしゃちうわさのたかなみ」という四幕物を上場することになった。これにいては岡鬼太郎おかおにたろう君が大いに力がある。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)