“噂話”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うわさばなし81.5%
ゴシップ7.4%
うはさ3.7%
うわさばな3.7%
ニユース3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただの噂話うわさばなしだったかも知れぬが、そういう不心得ふこころえな者の家には、村の若い衆たちがやってきて、屋根の萱をひきはいだものだそうな。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
左近倉平をめぐにぎやかな噂話ゴシップのうち、一番興味が深くて、そして一番盛大だったのは、後から後から起って来る、スキャンダルであったと言っても誇張ではありません。
その証拠には、世間の噂話うはさ(第三者)といふものは、大抵はその真相までは入らずに、その周囲をぐる/\廻つてゐるといふやうな形である。想像でやつてゐるからである。
小説新論 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
……彼の「あの人」についての饒舌じょうぜつは、私にはなんの関係もない、無縁などこかの女についての噂話うわさばなしとかわるところがなかった。
軍国歌謡集 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
八五郎は斯う言つた具合に、江戸の町々から、あらゆる噂話ニユースを掻き集めるのでした。