“不心得”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふこころえ66.7%
ふこゝろえ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただの噂話(うわさばなし)だったかも知れぬが、そういう不心得(ふこころえ)な者の家には、村の若い衆たちがやってきて、屋根の萱をひきはいだものだそうな。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
諸君はそれに悪化されてはいかん、いいか、こういう不心得(ふこころえ)なやつらを感化して純日本に復活せしむるのは諸君の責任だぞ、いいか、わかったか
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「あゝして提唱(ていしやう)のある時(とき)に、よく參禪者(さんぜんしや)の不心得(ふこゝろえ)を諷(ふう)せられます」と云(い)つた。宗助(そうすけ)は何(なに)も答(こた)へなかつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
一昨年(いつさくねん)の秋(あき)九月(くぐわつ)——私(わたし)は不心得(ふこゝろえ)で、日記(につき)と言(い)ふものを認(したゝ)めた事(こと)がないので幾日(いくか)だか日(ひ)は覺(おぼ)えて居(ゐ)ないが——彼岸前(ひがんまへ)だつただけは確(たしか)だから、十五日(じふごにち)から二十日頃(はつかごろ)までの事(こと)である。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)